みんなの旅話~ほっこりアルバム~

バイロンベイという場所

yunanさん

2019/01/08 投稿

 

私はワーホリでオーストラリアに2年間滞在しました。
少し長くなりますが、そのときの想い出をお話しします。

はじまりはByron bay(バイロンバイ)というゴールドコーストから車で1時間くらいの小さな町。
ヨガやオーガニック、サーフィンがさかんでパワースポットとも呼ばれる不思議で魅力的な雰囲気の場所。
そこで語学学校に通い最初は何も分からなかった授業もだんだんと理解できるようになり、友達とパーティーをしたり、夜クラブにでかけたりと今までとは違う学生生活を楽しんでいました。

そんなある日、街中である韓国人の男の人に出会いました。
その人は同じ語学学校の生徒でしたが、顔だけ知っていてあいさつをする程度だったのですが、この時初めておしゃべりをしました。
自分のことや相手のことをあれこれと30分ほど話したように思います。
その後連絡先を交換し、小さな街で家も近かったので何回もデートを重ねました。

そしてあの会話をした日から1ヶ月ほどしたあとに、なんとまだ出会ったばかりの彼がラウンド(オーストラリアを車で旅行すること)に行くというのです。
私は悩みに悩み、こんな機会はめったにないし1ヶ月ほど一緒に旅行をしてバイロンベイに帰ってくる!と決めて彼と2人でラウンドを始めました。
想像を絶する辛さでした。笑

シャワーは毎日は浴びれず、浴びても海沿いの冷たいシャワー。
朝も昼も夜も外で自炊。硬くて狭い車の中で就寝。
そんなストレスとお互い初心者の言語のストレスもあり、たびたび喧嘩もしました。
なんで付き合ってるんだろう、別れたいと思ったことは何度あったことか。笑
しかし喧嘩や旅につきもののハプニングが起こるたびに2人で乗り越えてだんだんとお互いを思いやり理解するようになっていきました。

1ヶ月で戻るはずだったバイロンベイにも戻らず、オーストラリアの2年めのビザを取得するためのファームジョブを2人ですることに決めました。
そしてまたこれも辛かった!笑
1人では絶対に途中で辞めてしまっていたであろう、ぶどう畑での3ヶ月が始まりました。

とても暑くてハエはたくさん飛んでいて。
朝早くから夕方まで、ひたすら早くそしてキレイにぶどうをとってパックにつめるのです。
こればっかりは経験しないと分からないと思いますが、本当に本当に疲れますし、彼とだったから最後までやりきる事ができました。
2人で励ましあって、最初は全然うまくできなかったピッキングもどんどんどんどんうまくなり最後の方はグループの中でも常に上位の成果をだすことができるようになったのです。

そうしてとても辛かったファームジョブは終わり、その後はそれぞれ仕事を見つけ働き、またラウンドを再開し最後には2人が出会うきっかけをくれた想い出のバイロンベイに戻りました。
これが私が過ごしたオーストラリアの2年間です。
それから1年半がたった今、私の苗字は変わり、将来子供ができたときに、仕事に行く彼に代わって教えられるように韓国語を勉強中です。

冬になると楽しみなことがあります。
それは、自家製キムチを作ってくれることです...♡

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旅トクアドバイス

バイロンベイで有名なライトハウス(灯台)からワテゴスビーチへ下る散歩道を歩きながら下の方の海を見ていると、必ずと言っていいほどイルカの群れを発見できます♡そんな素敵な場所にぜひいってみてください!

 

【 広報チーム さいとぅ さん】

ええ!すごい!
なんとご結婚までされたとは!素敵です!
辛いといいつつ旅を続けて、二人で乗り越えて、きっとお二人はそうやって末永く幸せでいるのだろうなと想像できました。
これからのお二人の旅も応援します!

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