みんなの旅話~ほっこりアルバム~

バングラデシュ ボグラ近郊にて

こしすけさん

2018/11/02 投稿

 

スタディツアーで大学一年生の春休み時に訪れたバングラデシュでの一枚です。
バングラデシュではあまり外国人観光客が多くないため、どこに行ってもハリウッドスターのような扱い(笑)を受けました。
この一枚は、ボグラ近郊の農村部を視察した帰りに車内から撮った写真です。

バングラデシュではどこに行っても優しくフレンドリーな人々と会うことができました。
彼らは初めて見る日本人の集団に興味津々で、何回もカメラを向けられたり、一緒に写真を撮ることを頼まれたりしました。
特に農村地帯にきてからはハリウッドスターというよりは宇宙人のような扱いで、握手はもちろんのこと、子供が私の体の一部だけ触って逃げるなどといったこともありました(笑)。

バングラデシュでの滞在は日々が新しい経験の連続で大変刺激的なものでした。
毎食のカレーの辛さ、街の喧騒、日本の夏より過ごしにくい暑さと湿度、どれをとっても五感に強烈に働きかけてくるようなパワーがありました。

その中でも、この村で出会った人々との出会いは強く心に残っています。
日本人どころか外国人が訪れるようなこともないというこの村で私たちはバングラデシュの農村地帯の暮らしを見学しました。
そこには、たくさんの笑顔があふれていました。

言葉が通じないながらも一生懸命に話しかけてくれる村の人々、まるで昔からの友達のように遊びに誘ってくれた子供たち、料理の様子を誇らしげに見せてくれた女性たち、どの人々も生き生きと生活を営んでいました。
物資には恵まれていないかもしれないけれども、人々の目は輝いていました。
短い滞在時間でしたが、この村での体験はバングラデシュという国に生きる素敵な人々との出会いという点で忘れることができません。

この写真は、私たちが村を去る時に、村から人々が総出で私たちを見送ってくれた様子を写しています。
私たちが遙か遠くになってしまってもずっと追いかけながら手を振ってくれていた彼らの姿が目に焼き付いて離れません。
美しいバングラデシュの農村で、あたたかな人々の心に触れることができました。

遠い異国からやってきた私たちを古くからの友人のように受け入れてくれた村の人々、そして、私にとって初めて自分で行くと決めて渡航したバングラデシュ、あの経験は私の大学生時代の宝となっています。
旅は一期一会といいますが、彼らとの出会いもまた、一期一会、今も心に残る、私のバングラデシュでの忘れられない思い出の一枚でした。

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旅トクアドバイス

 

【 広報チーム さいとぅ さん】

宇宙人級の歓迎、ちょっとくすっとなりました^^
でもとっても素敵な旅をされたんですね。豊かさってなんだろうって考えさせられました。

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